算命学では、自身が持つ星を上手に輝かせるための環境を知ることがとても大切だと学びます。
星の性質を知って、それを活かせる環境に身を置くことができれば、心は充実し自然と運気も上がるからです。
人生は陰陽の繰り返しで明るいばかりではありませんが、仮に不調のときが訪れたとしても、これが実現できていたとすれば、健やかに生きる基礎体力が備わってるのでひどく落ち込みません。
算命学は陰陽五行説の考えを基本としています。
このような考え方があります。
貫索星(陽の木性)からは調舒星(陰の火性)が生まれる。(木生火)
ここから、貫索星のある人は調舒星的環境を作ると稼働が良くなり、運気も上がります。
貫索星は自我の星。
調舒星は孤独の星。
貫索星は自分にこだわります。
自分の人生、どのように生きたいか。
常に自分の存在とか自分の世界を守るためにしっかり立っていたいと強く願います。
自分をよく考えるために、調舒星を活用できます。
貫索星を持つ人は孤独に強くなること。孤独を楽しめること。
一人でじっくり丁寧にやれる環境を持つことが星を輝かせることになります。
もう一つの考え方。
玉堂星(陰の水性)は貫索星(陽の木性)を支える。(水生木)
思慮(習得:玉堂星)の目的は、自分を守るためにある。(守備:貫索星)
わからないというのは、自分を不安にさせます。
学び(知恵)は視野を広げます。狭いところからいつでも抜け出し、自分を守ることができます。